ニュース 金融 作成日:2014年7月28日_記事番号:T00051766
中央銀行(中銀)が25日発表した6月の通貨供給量(マネーサプライ)統計によると、株式市場への投資待機資金の指標となるM1B(現金通貨と預金通貨)伸び率は7.46%と前月(8.14%)から0.68ポイント下落、市場への資金供給を表すM2(現金通貨、預金通貨、定期預金など準通貨の合計)も5.74%と前月(5.91%)から0.17ポイント下落し、両指標の伸び率が2カ月連続で縮小した。26日付工商時報が報じた。
これについて中銀関係者は、銀行の融資と投資の成長鈍化が主因と指摘。ただM1Bの伸び率は依然M2を上回っているため、金融市場の資金は潤沢だと説明した。また株式上場・店頭公開企業の株式配当シーズンを迎えており、今後はM1Bの伸び率上昇が期待できるとした。
台湾の株価指数である加権指数の6月平均は9,229ポイントと過去6年以上で最高を記録、6月末時点の証券取引口座残高は1兆3,968億台湾元(約4兆7,500億円)と前月から139億元増加し、過去最高を更新した。
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