工業用紙大手、栄成紙業は、中国浙江省の子会社、浙江栄成紙業の第３期生産ライン拡張に１億5,000万米ドルを投じると発表した。2016年初めに量産を計画。中台の工業用紙の生産能力は245万～250万トンに達する見通しだ。31日付工商時報が報じた。
同社は昨年、彰化県の二林工場で製紙機械を交換し、コジェネレーション（熱電併給）システムを導入した。投資額は37億5,000万台湾元（約130億円）。
６月の連結売上高は前年同月比28.57％増の22億7,300万元で、上半期は前年同期比22.9%増の133億880万元だった。
