ニュース 電子 作成日:2014年8月13日_記事番号:T00052103
パソコン大手、華碩電脳(ASUS)は12日の業績説明会で、第3四半期のスマートフォン出荷は260万台と、前期の2.6倍となる見通しを示した。沈振来執行長は、超低価格機種「ZenFone」販売台数が8月に100万台に迫り、9月には100万台を超えると見込む。13日付経済日報などが報じた。

沈執行長は、同社のスマホは低価格・ハイスペック路線で世界11カ国・地域に参入し、どこでも供給不足になるほど需要が強いと述べた。10月にブラジルに進出する予定だ。同社はスマホ事業で第3四半期に損益均衡、今年の出荷台数は700万台超え、来年は倍増を目指す。

沈執行長は、スマホ販売の拡大で、コスト縮小が期待できると述べた(12日=中央社)
同社のスマホ以外の第3四半期出荷見通しは、▽ノートパソコン、510万台(前期比11%増)▽タブレットPC、250万台(25%増)▽デスクトップPCとマザーボード、580万台(12%増)──。沈執行長は、今年のノートPC出荷目標は2,000万台以上で、第4四半期は過去最高になると予測した。来年は世界首位を目指す。
同社が同日発表した第2四半期純利益は前期比1割増の47億8,900万台湾元(約160億円)だった。売上高は5%減の954億5,900万元。
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