３つの劇場を備える「台北芸術センター」が27日、台北市の士林夜市（ナイトマーケット）近くで上棟式を行った。来年末に完成、2016年に供用開始の予定だ。投資額は54億台湾元（約190億円）。28日付自由時報などが報じた。
ピータン豆腐のような外観の台北芸術センター。コールハース氏は視察で訪れた士林夜市でインスピレーションが湧いたと話した（台北市リリースより）
計画によると、台北芸術センターは、800席の中劇場２つと1,500席の大劇場から成る。地下１階、地上12階建てで延べ床面積は１万7,000坪。オランダの建築家、レム・コールハース氏らの設計で、2012年に着工している。
郝龍斌台北市長は、大規模な公演や郷土演劇、音楽会などに利用でき、近くの士林夜市とともに将来の重要な観光スポットになると述べた。
