ニュース 社会 作成日:2014年8月29日_記事番号:T00052404
台北市政府が市民からの苦情を受け付けるためのホットライン(電話番号1999)は、郝龍斌台北市長が誇る業績の一つとなっているが、この番号に電話をかけると市長のあいさつが流れた後、録音音声による案内を聞くことになり、実際に苦情を伝えるまでに31秒間も待たされることに「長過ぎる」との指摘が上がり、このほど市長のあいさつが削除されることとなった。
実際に同ホットラインに電話をかけると、まず「こんにちは、郝龍斌です。こちら台北市政府1999市民ホットライン」という郝市長自らの声が流れた後、別の録音音声に切り替わり、「直接内線番号を押すか、労働者の権益に関するお問い合わせは2、教育、社会問題に関するお問い合わせは9...」といった案内が続く。
これに対し陳建銘台北市議(台湾団結聯盟)は28日の市議会で、「市民が1999にかける時は気持ちが急いているものだが、冗長な案内に耐えなければならないばかりか、市長のあいさつにまで付き合わされる」と改善を訴えた。なお新北市のホットラインの待機時間は14秒だという。
これを受けて郝市長は、「既に数カ月前、該当部署にあいさつの削除を要求したが、まだ残っているとすれば速やかな対応を指示する」と約束した。
これに対し担当部署の責任者は、「連絡ミスと思われるが、市長からの指示は届いていない」と釈明しつつ、「当市のホットラインは視聴覚障害を持つ職員が労働者問題を専門に担当しているため、最初に受け付けを分離する必要がある他、台湾語や英語でも案内を提供しているため待機時間が長くなる」と事情を説明。今後、案内内容の見直しを進め、待機時間を10秒以内に短縮すると語った。
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