杜紫軍経済部長は２日、中国北京で行われたアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）のエネルギー担当相会合に出席した。３日付工商時報などが伝えた。
杜経済部長が中国商務部を訪れ、物品貿易協定について協議するか注目されたが、スケジュールの関係で実現しなったもようだ（２日＝中央社）
会合で杜経済部長は、ＡＰＥＣ域内での液化天然ガス（ＬＮＧ）貿易の促進に向けた環境整備を呼び掛けた。
今回の会合は、アジア域内の永続的なエネルギー発展に向けた協力がテーマとなり、石油や天然ガスの供給が途絶した際の相互協力、再生可能エネルギーの利用割合を2030年までに現在の２倍の30％まで引き上げることなどをうたった「北京宣言」を採択した。
杜経済部長は会合期間中に米国、オーストラリアの代表団と会談し、エネルギー協力の拡大について話し合った。
