ニュース 石油・化学 作成日:2014年9月10日_記事番号:T00052605
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社が9日発表した8月連結売上高は前月比9.6%減、前年同月比8%減の1,585億7,300万台湾元(約5,600億円)となった。台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)のオレフィン第3工場が8月中旬から45日間の年次保守に入り、他3社もこれに合わせて一部工場で生産を停止したため、各社軒並み減収となった。10日付蘋果日報などが報じた。
各社の売上高は多い順に、▽台塑化、778億900万元(前月比12.7%減・前年同月比9.8%減)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、343億5,000万元(前月比6.4%減・前年同月比9.7%減)▽南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス、南亜プラ)、281億7,500万元(前月比4.9%減・前年同月比4.4%減)▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、182億3,900万元(前月比8.6%減・前年同月比2%減)──。
第4四半期の見通しについては台塑のみが楽観視している。中国・寧波(浙江省)でアクリル酸(AA)、高吸水性樹脂(SAP)プラントなどが10月以降に相次いで稼動する予定で、第4四半期は前期比増収になると予想した。
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