華泰大飯店集団（グロリアホテルグループ）は10日、台湾高速鉄路（高鉄）桃園駅近くで大型アウトレットモール、華泰名品城（グロリアアウトレット）を着工した。来年夏のオープン予定で、初年度売上高20億台湾元（約70億円）、全260店がオープンする２年後には売上高100億元を目指す。11日付工商時報が報じた。
グロリアアウトレットは敷地面積は22ヘクタール、売り場面積は15万平方メートル。グロリアホテルグループは、米ザ・アウトレット・カンパニー（ＴＯＣ）と50年間の提携契約を締結しており、ＴＯＣが企画、テナント誘致、運営を担う。第１期誘致の達成率は85％を超え、今年５月の第２期誘致は有名ブランドなど達成率30％以上だった。
グロリアホテルグループおよび200億元を投じる国泰人寿保険（キャセイライフ）は、小売り、飲食店、アミューズメントを備えるアウトレットの他に、国際ビジネスセンターと国際ブランドのホテル（300室）を計画しており、毎年700万人が訪れると見込む。
