パソコン大手、宏碁（エイサー）は８月の連結売上高が前月比18.88％増、前年同月比2.64％減の298億5,200万台湾元（約1,000億円）だった。７月は売上高の25％を占める欧州市場の夏季休暇で各製品の出荷が減少したが、８月は新学期に向けタブレット端末として使える２ｉｎ１ノートＰＣやクロームブック（グーグルのクロームＯＳ＝基本ソフト搭載）など、399米ドル以下の低価格機種の需要が続いた。11日付工商時報が報じた。
「エイサークロームブック13」はニューヨーク・タイムズの評論家に「最も素晴らしいクロームブック」と評された（エイサーリリースより）
エイサーは第２四半期にクロームブック市場でシェア首位となった。第３四半期以降ノートＰＣ出荷に占める割合が10％を超え、通年首位は確実な見通しだ。
