台北晶華酒店（リージェント台北）地下の国際ブランドのショッピングモール、麗晶精品（リージェント・ギャラリア）は11日、年間消費額上位100組のＶＩＰ顧客のみを招いたイベント「麗晶之夜」を開催した。世界の一流ブランドの秋冬の新作宝飾品、服飾品など総額32億台湾元（約110億円）相当が出品された。12日付経済日報などが報じた。
モデル24人が商品を身にまとったショーも行われた（11日＝中央社）
今年の招待客の年間平均消費額は1,500万～1,600万元で、前年比４割増だった。上位数名は１億元に上るという。
参加したのは宝飾品が▽グラフ▽ブシュロン▽ミキモト──など11ブランドで、ブルガリの４億元のエメラルドやハリー・ウィンストンの３億元のサファイアの指輪などが注目を集めた。服飾品は、▽トッズ▽マックスマーラ▽マリナリナルディ──など12ブランド。
同イベントに合わせ５～14日には５万元購入で2,500元の商品券還元などのキャンペーンを行っており、イベントを含めた10日間の売上高は９億～10億元に上る見通しだ。同期間だけで通年売上高の25～30％を占めるという。
なお、ミシュランに星付きレストランに認定されたうかい（本社・東京都八王子市、大工原正伸社長）がリージェント台北で期間限定で提供している特別メニューが振る舞われた。
