百貨店最大手、新光三越百貨は17日、25日の台北南西店を皮切りに、周年慶（創業祭）セールに入ると発表した。セール期間は店舗ごとに異なり、最終日は12月28日。全13店の売上高目標は前年同期比３％増の207億台湾元（約740億円）。18日付経済日報などが報じた。
新光三越の主力商品は化粧品で、台北南西店は特別セット65万個を用意している（17日＝中央社）
台北南西店はセール期間の予想売上高について、前年同期比５％増の23億5,000万元と、従来目標２％増の22億6,000万元を上回る数字を提示した。今月12日の改装終了後、１館７階の家庭用品の売上高が７割以上、２館地下１階の飲食店の売上高が４割以上増えたためだ。今月16日には小籠包の名店、鼎泰豊がオープンした。
一方、統一阪急台北店は10月２～26日に周年慶セールを開催する。同社は改装、中国人の来店増、集客イベント、会員の顧客忠誠度などから、売上高は前年同期比６％以上増と見込む。
