通信キャリア大手の中華電信は17日、光インターネット接続サービス「光世代」について、上り300メガビット毎秒（Mbps）／下り100Mbps超高速プランの月額利用料金を従来の1,699台湾元から1,299元（約4,700円）に23.5％値下げするキャンペーンを今月24日〜来年３月23日まで実施すると発表した。これにより年内に同プランのユーザー数４万件突破を目指す。18日付工商時報が報じた。
同値下げが適用されるのは▽新規ユーザー▽300Mbps／100Mbps以下ユーザーのアップグレード▽契約期間が満了した300Mbps／100Mbpsユーザーの更新──。
今回の値下げで300Mbpsプランのユーザーは年間4,800元の出費減となる他、中華電信はさらに月額０元の映画視聴サービス（来年６月末まで）や無線ＬＡＮ設備のレンタル料が無料になるなど多くの優待サービスを提供する。
中華電信は「今回の値下げにより超高速ブロードバンドサービスの普及を促進したい」としており、今後、業界全体で値下げが進むとみられる。
