中堅通信キャリア、台湾之星電信（台湾スターテレコム）は18日、新規契約なら月額料金1,899台湾元の24カ月契約で、携帯電話番号ポータビリティ（ＭＮＰ）なら1,599元（約5,700円）の30カ月契約で、iPhone6（16GB）の本体価格を無料とする料金プランを発表した。大手３社は月額料金2,599～2,699元のため、２～３割安い。19日付経済日報が報じた。
一方、月額料金1,399元の場合は、24カ月契約でiPhone6（16GB）が7,900元、30カ月契約で6,900元と、他社より1,000元以上安い。
業界関係者は、台湾スターは販売奨励金（インセンティブ）を増やして、他社からユーザーを奪う狙いだと指摘した。
統計によると、台湾のモバイルユーザーは2,930万件。内訳は▽中華電信、1,100万件▽台湾大哥大（台湾モバイル）と遠伝電信（ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ）、各740万件▽亜太電信（アジア・パシフィック・テレコム）、190万件──で、９月30日に合併予定の台湾スターと威宝電信（ビボテレコム）は合計180万件だ。
