ニュース 電子 作成日:2014年10月13日_記事番号:T00053198
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が9日発表した9月の連結売上高は前月比8%増、前年同月比35.1%増の748億4,600万台湾元(約2,600億円)で初めて700億元を超え、3カ月連続で過去最高を更新した。第3四半期は前期比14.2%増、前年同期比28.6%増の2,090億5,000万元と同社予測を上回り、過去最高となった。10日付工商時報などが報じた。
TSMCの9月増収は、▽20ナノメートル製造プロセスでアップルの「iPhone6/6プラス」搭載プロセッサー「A8」の受注増▽12インチウエハー工場の28、40ナノでの旺盛な受注▽8、6インチ工場のフル稼働▽台湾元下落──によるもの。
第4四半期の見通しについて証券会社は、20ナノプロセスで「A8」プロセッサーの旺盛な受注が続く他、クアルコムの携帯電話用チップ量産も始まる見通しで、同期は前期比最大5%の増収になるとみている。市場では20ナノの売上高構成比は20%以上へと前期から倍増すると予想されている。
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