トヨタ自動車の高級車ブランド、レクサスは８月下旬から販売している新型コンパクトクロスオーバーＳＵＶ（スポーツ用多目的車）「ＮＸ300ｈ」の販売好調を受け、８月初めに上方修正した今年の販売目標１万3,000台を前倒し達成できる可能性が出てきた。来年は１万5,000台を目指す。18日付工商時報などが報じた。
レクサスのＲＣシリーズ３車種は１年で120台の販売を目指す（17日＝中央社）
レクサスの１〜９月の新車登録台数は前年同期比28.4%増の9,738台で高級車市場シェア３位（21%）、成長率は高級車５大ブランドのうち最も高い。
同ブランドを扱う和泰汽車によると、ＮＸ300ｈは今年の輸入割当1,400台を上回る1,600台の受注を獲得し、一部車種では納車が６カ月後だという。
一方、11月21日には新型クーペ「ＲＣ」シリーズ３車種を発表する予定だ。販売価格は▽RC350 F Sport、310万台湾元（約1,100万円）▽ＲＣ Ｆ、390万元▽ＲＣ Ｆ上級モデル、450万元──を予定する。
