23日付電子時報によると、アップルの最新スマートフォン「iPhone6」のうち5.5インチ大画面の「６プラス」に人気が集まり、供給不足となる中、同社は同製品の組み立てを手掛ける鴻海科技集団（フォックスコン）に対し、委託料金を引き上げて量産のスピードアップを図る方針との観測が出ている。観測についてアップル、鴻海ともコメントを控えている。
組み立て料金についてはこれまで１台当たり20米ドルと伝えられていたが、今回の調整で24〜25米ドルに引き上げられるようだ。鴻海の第４四半期業績に多大な貢献が見込まれる。
サプライチェーン関係者によると、iPhone6プラスは4.7インチのiPhone6より高い組み立て技術が必要なため、製品の良品率および生産能力の目標も異なる。しかし、実際の市場での需要に応じて、アップルは両製品の生産割合を調整せざるを得なくなったもようだ。
