ニュース 石油・化学 作成日:2014年11月7日_記事番号:T00053699
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社が6日発表した10月の連結売上高は前月比4.3%増、前年同月比4.5%減の1,496億5,000万台湾元(約5,600億円)だった。台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)はオレフィン第3工場の年次保守が終了し、前月比11.3%増、前年同月比0.1%増の769億6,700万元となったが、他3社は国際原油価格の下落で原料価格値下げを期待する川下メーカーに模様眺めムードが広がり、前月比、前年同月比ともに減収となった。7日付工商時報などが報じた。
台塑化の曹明総経理は、原油価格の下落で10、11月は黒字計上が難しいが、在庫消化を進め12月は黒字転換を目指すと語った。
他3社の10月連結売上高は▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、294億3,300万元(前月比2.2%減・前年同月比17.5%減)▽南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス、南亜プラ)、262億1,000万元(前月比3.2%減・前年同月比1.2%減)▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、170億4,000万元(前月比0.7%減・前年同月比2.9%減)──となった。
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