求人求職情報サイト、yes123求職網の調査によると、企業の75.3%が2015年春節ボーナス（年終奨金）を支給することを決定した。支給決定が多かった業種は▽金融保険・会計統計▽医療保健・バイオテクノロジー▽ＩＴ（情報技術）──。30%近い企業が春節ボーナスは前年より高くなると回答した。21日付工商時報が報じた。
楊宗斌yes123公関（広報）副理は、金融持ち株会社を除く上場企業全体の今年第１〜３四半期利益が１兆2,900億台湾元（約４兆9,000億円）と前年同期比20%近い伸びで、来年は今年以上の春節ボーナス支給が期待できると指摘した。ただ、景気回復から間もないため、支給月数は大企業が1.5カ月、中小企業は１〜1.2カ月にとどまると予想した。
yes123の調査によると、サラリーパーソンが予想する春節ボーナスは平均1.11カ月と、年初に調査した実際の支給月数1.04カ月を上回った。業種別では予想が高かった順に▽金融保険・会計統計、2.11カ月▽運輸・物流・倉庫、1.98カ月▽ＩＴ、1.55カ月▽建設・不動産、1.29カ月▽製造、1.21カ月──。低かったのは順に▽文化・教育、0.66カ月▽マスコミ、0.68カ月──だった。
