旺宏電子（マクロニクス・インターナショナル）が31日発表した昨年の売上高は234億400万台湾元（約773億8,000万円）で、純利益は46億5,500万元と、過去５年で最高となった。１日付工商時報が報じた。
盧志遠同社総経理によると、昨年はNOR FLASHが８％、ＲＯＭが12％とそれぞれ業績を伸ばした。今年は資本支出を16億元とし、そのうち10億元は75ナノメートル製造プロセスへの転換と生産能力の拡張に充てる考えだ。今年は研究開発（Ｒ＆Ｄ）の費用数十億元を見込んでいるため、利益は昨年並みになると予想している。
第１四半期に関しては、例年のローシーズンのため、出荷量は前期比10～15％の下落すると予想。平均販売価格（ＡＳＰ）は同５～10％下落するものの、粗利益率は38～42％の高水準を維持し、生産ライン利用率は80～88％の見通しだ。
