ノートパソコンなどの機能拡張ユニット、ドッキングステーション最大手の東碩資訊（グッド・ウェイ・テクノロジー）は、第１〜３四半期出荷量が80万8,000セットと昨年通年の実績に並んでおり、今年通年では過去最高を更新して市場シェア65%となる見通しだ。同社は、来年はノートＰＣ大手７社への出荷が増え、市場シェアが７割に乗ると見込む。21日付蘋果日報が報じた。
ビジネス用ノートＰＣへのドッキングステーション浸透率は今年４〜５%、来年は８%に上昇する見通しだ。
同社は12月〜来年１月にインテルの高速インターフェース、サンダーボルト２に対応したドッキングステーションと無線ドッキングステーションを出荷する予定だ。来年第２四半期には無線充電機能を備えたドッキングステーションを発表する計画だ。
同社は今後２〜３年の成長に向け、中国・江蘇省昆山市での新工場建設を董事会で決議した。既存の昆山工場（25畝＝約1.7ヘクタール）と同規模の土地を購入する予定だ。来年の設備投資額は今年を上回る見通しだ。
