世界最大のオンライン旅行予約サイト、エクスペディアにこのほど、台湾向け繁体字ページが開設された。台湾人による海外旅行増加を好感したもので、今後、台湾向けページで予約したホテルの宿泊料金が他サイトより高ければ、利用者に差額の２倍を返金する「最低価格保証サービス」を提供する。３日付工商時報が報じた。
エクスペディア社はフェイスブック上でのファンページ開設、テレビＣＭなどにより、台湾における知名度向上を図っている。
観光局の統計によると、台湾人の海外旅行者数は過去３年間で15%以上増加しており、年間で人口の半分近くの延べ約1,000万人が海外へ出掛けている。さらに９割近くが個人旅行を選択しており、旅行情報の入手先としては４割以上がパソコンやモバイル端末を利用していることが明らかとなっている。
