宏碁（エイサー）は11日、昨年の連結売上高が4,617億台湾元（約１兆5,400億円）で、純利益が129億元といずれも過去最高を記録し、１株当たり利益（ＥＰＳ）が5.4元となったと発表した。12日付経済日報が伝えた。
連結営業利益は前年比30％増の約102億元で、初めて100億元を突破した。今年はパソコンの総販売台数が2,500万～3,000万台に達し、連結売上高は5,000億元を超えると予測しており、特にノートブック型ＰＣの出荷台数は昨年比40％増を見込んでいる。
同社は昨年、米ゲートウェイを買収し、第４四半期の連結売上高が前年同期比24％増の1,467億元となって、中国の聯想集団（レノボ）を抜いて、パソコン業界で世界３位となった。昨年第４四半期の純利益は前年同期比約80％増の23億元だった。
