老爺酒店集団（ホテルロイヤル）は20日、台湾で初めてハイエンド健康診断、美容医療サービスを提供する温泉リゾートホテル「北投老爺酒店」（ホテルロイヤル北投）を台北都市交通システム（ＭＲＴ）新北投駅近くにオープンする。15日付工商時報が報じた。
ホテルロイヤル北投のビジネスモデルは台湾観光産業界にとって大きな意義を持つ（同社リリースより）
同ホテルは大手医学センターの主任レベルの医師や経験豊かな医療スタッフを集め、個人または家族を対象とするカスタマイズ健康管理プログラムを提供する。客室数は50室。
ホテルロイヤルはこの他、台南初の大型ショッピングセンター（ＳＣ）で今月30日に開業する南紡夢時代購物中心（Ｔ.Ｓ.ドリームモール）内に新たなデザイナーズブランドホテル、台南老爺行旅（ザ・プレイス台南）を来年１月にオープン予定だ。客室数は223室。
両ホテルの開業後、ホテルロイヤルの総客室数は台湾内外合わせ1,990室、グループ全体の売上高は40億台湾元（約150億円）に達する見通しだ。
また、ホテルロイヤルは亜盺建設が新北市林口区に建設するホテルについて、運営・コンサルティングサービスを提供する契約を交わした。同社が他社開発のホテルに同様のサービスを提供するのは初めて。
