台湾料理店「台南担仔麺」は近く、台北101に出店している台湾式高級海鮮レストラン「頂鮮101美食美景餐庁」をフィリピン・マニラのカジノリゾート「新濠天地（シティ・オブ・ドリームス）」内にオープンする予定だ。同社が海外に出店するのは初めてで、台湾人のベテラン20人を派遣し、台湾料理、海鮮料理を中心に提供する。投資額は7,000万台湾元（約２億6,000万円）。18日付工商時報が報じた。
出店先のシティ・オブ・ドリームスは、マカオの新濠博亜娯楽（マカオ・クラウン・エンターテインメント）が経営しており、本拠地であるマカオでも展開。台南担仔麺は、マニラへの出店を機に、マカオ・シティ・オブ・ドリームスの第２期計画への出店を狙う。
同社はこの他、台中市の披露宴市場を好感し、来年１月中旬から公益路商圏で披露宴会場「国際宴会館」を試験営業する予定だ。テーブル数は80卓で１卓当たり１万3,000元から。投資額は１億5,000万元。台南担仔麺の本館（80卓、台中市大墩路）と合わせ、来年は売上高２割増を見込む。
また来春、海鮮がメインの火鍋（鍋料理）市場にも参入する。１号店は台中市の再開発地域「第５期重画区」を予定している。チェーン展開を視野に入れる。
