経済部統計処が23日発表した11月の工業生産指数は、前年同月比6.86％上昇の107.47ポイントで11月としては過去最高を記録。プラス成長は10カ月連続となった。24日付工商時報などが報じた。
製造業生産指数のうち、電子部品業は127.37ポイントで前年同月比17.15％の上昇だった。iPhone６などモバイル端末の販売好調によりファウンドリー、パッケージング・テスティング（封止・検査）の生産量が増加した。ただし、半導体業界が在庫調整期に入ったことにより前月比では3.61％下落だった。
コンピューター・電子・光学製品業は88.17ポイントで前年同月比11.01％の上昇だった。ハイエンドスマートフォン用レンズの需要拡大とタブレット端末、ウエアラブル（装着型）端末の新製品受注により10カ月連続プラス成長となった。
経済部統計処は、製造業生産指数は12月もプラス成長を維持、工業生産指数は通年で過去最高になると予測した。
