台湾塑膠工業（フォルモサ・プラスチックス、台塑）は23日の董事会で、米国に100％子会社のフォルモサ・インダストリーズ・コーポレーションを設立して、高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）工場の建設に総額２億米ドルを投資することを決定した。同工場の年産能力は約40万トン。24日付経済日報が報じた。
王文淵台塑集団（台湾プラスチックグループ）総裁は11月、米国はシェールガス開発を進めている一方、中国は生産能力が過剰になっており、台プラグループにとっては米国に投資した方がメリットがあるとの考えを示していた。台プラグループは、他社との合弁でシェールガスを原料としたエチレンプラントの増設も計画している。
