大手求人求職情報サイト、1111人力銀行がサラリーパーソンを対象に行った「2014年憧れのサービス業界企業ランキング」によると、長栄航空（エバー航空）が昨年の５位圏外から首位に躍進した。人気俳優の金城武を起用したＣＭが好評で企業イメージが高まった他、ここ数年積極的に海外市場の開拓を進めていることが支持を得たと1111人力銀行は分析した。27日付工商時報などが報じた。
一方、食の安全に関する事件が相次いだことを受け、昨年首位だった王品餐飲（WOWPRIME）は４位に、２位だった統一企業（ユニプレジデント）は５位圏外に順位を落とした。ただ小籠包の有名店、鼎泰豊（ディンタイフォン）は高い品質を維持していることが評価され、昨年の４位から２位に浮上した。
今回の調査から1111人力銀行は、▽ブランドイメージが良い▽グローバル展開▽福利厚生・研修制度が充実している──といった要素がサラリーパーソンから人気を集める鍵と指摘した。
同調査は12月５～22日に実施され、1,089人から有効回答を得た。
