ニュース 建設 作成日:2015年1月5日_記事番号:T00054687
柯文哲台北市長は30日、長年社会問題化している住宅屋上の違法増築部分について、226カ所に改善命令を出し、撤去を命じた。3月20日までに撤去に応じない場合には公権力による強制撤去を行う。31日付蘋果日報が伝えた。

建築物の屋上に延々と連なる違法増築は、美観もひどく損ねている(YSN)
柯市長は最近の火災現場視察で、面積30坪の屋上部分が板で10の部屋に仕切られているのが見つかった例を挙げ、違法増築が市民の安全に危害を与えているとし、「公共の安全に疑いがある屋上の違法建築を徹底して取り締まる」と宣言した。
台北市政府都市発展局が公表した改善命令リストには、面積が160坪に及ぶ違法増築も含まれている。所有者からは議員経由で撤去延期の陳情もあったとされるが、柯市長は「陳情に来ても無駄だ」と不退転の決意を示した。
市政府は2008年に学生が住んでいた屋上違法建築での火災で死者が出たことを受け、3つ以上の部屋に仕切られた屋上違法増築501カ所を危険な違法建築に指定した。このうち未撤去だった226カ所が今回撤去を命じられた。
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