ニュース 金融 作成日:2015年1月8日_記事番号:T00054758
金融業界は2014年、全体で5,000億台湾元(約1兆9,000億円)以上の利益を上げたとみられ、好業績を背景に政府系の銀行各行は手厚い春節ボーナス(年終奨金)を従業員に支払うもようだ。兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)は最高で7.7カ月、第一商業銀行(ファースト・バンク)は7カ月を支給する。8日付蘋果日報が報じた。
兆豊は毎年、政府系銀行で最も高い利益を上げており、最高7.7カ月の支給も毎年のことだ。一方、第一銀の支給水準は過去数年で最高となる。
このほか、彰化商業銀行は5.2カ月、華南商業銀行は5カ月以上、合作金庫商業銀行、台湾中小企業銀行(台湾企銀)は4.6カ月と予想されている。
また、政府系銀行は今年、相次いで従業員の賃金引き上げを予定している。引き上げ幅が最も大きいのは華南銀で4%、彰化銀の3.5%がこれに次ぐ。このほかは、▽兆豊銀、約2.5〜3%▽第一銀、約2.5%▽合作金庫銀、2.5%▽台湾企銀、2%──などと観測されている。
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