航空会社の格付けサイト「AirlineRatings.com」が発表した「世界で最も安全な航空会社10社」で長栄航空（エバー航空）が７位に選ばれ、昨年の８位から１ランク上げた。
エバー航空は安全性を高めるため、ここ数年ボーイング777-300ＥＲやエアバスＡ321-200などの新機材に切り替えている（同社リリースより）
同サイトは世界の航空会社449社を対象に、▽国際航空運送協会（ＩＡＴＡ）が定める安全システム評価制度の認証を取得しているか▽安全性の問題で管轄機関から運航停止処分を受けたことがあるか──など７項目全てで最高評価の７つ星を獲得した149社から、特に優れた上位10社を選んだ。エバー航空のランクインの理由について同サイトのジェフリー・トーマス編集長は「運航の安全度を高める努力と安全面での優れた実績」を挙げた。
エバー航空の張国煒董事長は、「上位10社に選ばれて光栄だ。今後も安全性を高め世界一流の航空会社を目指す」と語った。
なお１位は今年もオーストラリアのカンタス航空だった。
