ニュース 電子 作成日:2015年1月9日_記事番号:T00054807
ノートパソコン受託生産、緯創資通(ウィストロン)の昨年のノートPC出荷台数は2,110万台で前年比12.4%減だった。市場調査会社は、ノートPC受託生産業界では大手に受注が集中しており、ウィストロンは打撃を受けていると指摘した。なお、モバイル端末の出荷も、顧客の販売低迷で1,570万台と40%以上減少した。9日付中国時報などが報じた。
ウィストロンの12月ノートPC出荷台数は200万台と予測を上回り、前期比5%減が予測されていた第4四半期は580万台と前期並みだった。グーグルのOS(基本ソフト)「クロームOS」搭載の「クロームブック」の249米ドル以下機種の需要拡大で、顧客が在庫を積み増したためだ。モバイル端末は、12月の出荷台数は150万台と前月を下回ったが、第4四半期は前期比16.7%増の490万台だった。
その他、12月のデスクトップPC出荷は130万台を突破。液晶テレビは40万台に落ち込んだ。
なお、同社が8日発表した14年連結売上高は5,919億9,000万台湾元(約2兆2,000億円)で前年比5.2%減だった。なお、12月は前月比7.2%増、前年同月比25.2%増の604億元、(工商)第4四半期は前期比12.1%増の1,745億3,300万元だった。
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