発光ダイオード（ＬＥＤ）大手、億光電子工業（エバーライト・エレクトロニクス）は昨年通年の売上高が前年比24％増で過去最高の306億1,400万台湾元（約1,140億円）となり、初めて300億元台に乗せた。昨年12月売上高は前月比4.3％減の26億2,600万元で同月の過去最高、第４四半期売上高は前期比4.1％減の81億7,600万元で、四半期ベースで過去２番目となった。10日付工商時報が報じた。
第４四半期売上高は、前期比10％減の事前予測を大幅に上回った。証券会社はこの要因について、2013年にドイツの照明メーカー、WOFI LEUCHTENを買収して以降のＬＥＤ照明製品の売上増を挙げている。
今年の売上高予測は340億元、昨年の１株当たり純利益（ＥＰＳ）は５元、今年は６元に達する可能性もあるとみられる。
