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台プラ主要4社、原油安で昨年29%減益【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2015年1月13日_記事番号:T00054856

台プラ主要4社、原油安で昨年29%減益【表】

 台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社が12日発表した2014年の純利益は合計687億9,000万台湾元(約2,600億円)と前年比29.6%減少した。特に昨年第4四半期は原油価格下落の打撃が大きく、南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス)以外の3社が赤字で、純損失は4社合計で170億元に達した。13日付経済日報などが報じた。

 南亜プラの昨年通年の純利益は317億2,000万元で前年比25.6%増加した。残る3社は、▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)、179億5,000万元(13.3%減)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)、101億2,000万元(59.3%減)▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)、89億8,000万元(66.5%減)──と軒並み減少した。

 台塑化は昨年第4四半期の純損失が130億元に上った。台塑化の曹明総経理は、下半期は原油価格が4割以上下落し、昨年第4四半期に在庫の評価損32億2,000万元を計上したと説明した。ただ、今年3月にも原油価格が上昇し、業績は改善すると予測した。