ニュース 電子 作成日:2015年1月16日_記事番号:T00054951
携帯電話用カメラレンズ最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が15日発表した昨年の純利益は194億3,000万台湾元(約710億円)と前年比102%増加し、過去最高を更新した。1株当たり利益(EPS)は144.85元で上場企業としての過去最高を記録した。連結売上高は同社過去最高の458億1,000万元(67%増)だった。16日付経済日報が報じた。
昨年第4四半期の純利益は前期比40.4%増の74億2,300万元、EPSは55.34元、連結売上高は39.7%増の168億8,800万元で、それぞれ四半期ベースの過去最高を記録した。粗利益率は50.61%と前期比1.87ポイント下落した。林恩平執行長は、粗利益率の低いボイスコイルモーター(VCM)の出荷比率上昇が原因と説明した。
林執行長は、第1四半期は非需要期のため前期比減収となるが、1、2月は前年同月比増収になると予想した。今年通年の見通しについては、顧客の携帯電話用レンズがさらに高画素化する他、光学ズーム、デュアルレンズ、OIS(光学手振れ補正機能)搭載など高規格レンズの出荷が増え、同社の成長をけん引すると語った。
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