頴台科技（エンタイヤ・テクノロジー）は今年、２億台湾元（約６億8,000万円）を投じて、光拡散板の生産ライン２本を増設する計画だ。14日付工商時報が伝えた。
同社はＴＦＴパネルの需要増を受け、現在、拡散板の生産能力が逼迫状態で、１本は早ければ３月末にも試験的に量産を開始する。もう１本は第３四半期に増設する予定だ。新ライン２本が完成する今年下半期には単月で8,000万～１億元の売上増が見込まれる。
同社は昨年９月、未公開株取引市場（興櫃市場）に登録、昨年の売上高は約９億元で、今年１月の売上高は１億3,000万元、今年下半期に店頭公開を行う計画だ。現在はＴＦＴパネル用拡散板４ラインと、インモールド・デコレーション（ＩＭＤ）技術を導入したコンシューマ向け製品用ライン１本を有し、32、37、40、42インチを主力に、19～65インチの拡散板を製造している。
