液晶パネル大手の群創光電（イノラックス）、友達光電（ＡＵＯ）、ＩＣ設計最大手の聯発科技（メディアテック）、パソコンブランド大手の華碩電脳（ＡＳＵＳ）、宏碁（エイサー）の2015年求人は合計6,600人を上回る。今後の成長を見越し、人材を確保するためだ。転職が増える春節（旧正月、2015年は２月19日）開けに備え、工場や大学で求人活動を繰り広げる。24日付経済日報が報じた。
イノラックスは今年、電子、電機、化学、自動化など理工系大卒以上のエンジニア500人と、高卒以上の一般技術員1,500人を募集する。初任給はエンジニアが大卒３万7,000台湾元（約14万円）、修士４万5,000元以上、一般技術員が２万6,000元。
ＡＵＯも23日、エンジニア1,500人の募集を発表した。うち約100人は中国・江蘇省昆山の第６世代工場の欠員を補充するためだ。
メディアテックは、第４世代（４Ｇ）移動通信規格、ソフトウエア、ＩｏＴ（モノのインターネット）などの研究開発（Ｒ＆Ｄ）エンジニア2,000人を募集する。
ＡＳＵＳは、モバイルコンピューティング、クラウドコンピューティング関連サービス、開発要員として1,000人以上を募集する。
エイサーはクラウド、ＩｏＴなどで100人以上を募集する。
