ニュース 商業・サービス 作成日:2015年1月30日_記事番号:T00055212
香港上場のテーマパーク運営業者、カーニバル・グループ・インターナショナル・ホールディングス(嘉年華国際控股)はこのほど、台湾の義聯集団(Eユナイテッド・グループ)とレジャー・ホテル事業で提携を進める一環として、義大遊楽世界(E-DAテーマパーク、高雄市)などを運営する義大開発(E-DAデベロップメント)の株式81%を47億3,700万台湾元(約180億円)で取得すると発表した。
カーニバルはこの他、義大遊楽世界に隣接する義大天悦飯店(E-DAスカイラーク・ホテル)を運営する天悦大酒店(スカイラーク・インターナショナル・ホテル)の株式40%(取得額未定)、義大皇家酒店(E-DAロイヤル・ホテル)の株式19%(5億300万元)も取得する。
双方は昨年7月、中台でのレジャー施設、ホテルなどの経営で資本提携や合弁などを進めるとする意向書を取り交わしていた。
30日付工商時報が消息筋の話を基に報じたところによると、義聯集団もカーニバルの株式2%を取得し、戦略的提携関係を構築するとされる。カーニバルは中国でテーマパーク「青島海上嘉年華(リオ・カーニバル、山東省青島市)」、複合開発「成都嘉年華国際社区(カーニバル・インターナショナル・コミュニティー、四川省成都市)」などを開発した。
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