ニュース その他分野 作成日:2015年2月3日_記事番号:T00055265
中華経済研究院(中経院、CIER)は2日、初めて非製造業総合指数(NMI)を発表し、1月は53.9で前月比0.3ポイント上昇した。「景気拡大」を示す50以上は6カ月連続となった。3日付工商時報が報じた。
NMIはサービス業など非製造業部門の景気動向を反映する指数。現在米国、中国が集計しており、台湾は中経院が国家発展委員会(国発会)の委託で2013年9月から統計を開始した。今後も製造業購買担当者景気指数(PMI)と同時に毎月発表する。
中経院の呉中書院長は、1月のPMIとNMIから、谷底を脱したとの企業の見方がうかがえ、今後、景気は徐々に良くなると述べた(2日=中央社)
1月のNMIを構成する4項目は、▽雇用、56.9(横ばい)▽サプライヤー納期、54.6(4.3ポイント上昇)▽事業活動・生産、52.8(前月比0.17ポイント下落)▽新規受注、51.5(1.4ポイント下落)──と軒並み50以上だった。
業種別NMIは、▽運輸・倉庫、63.6▽金融・保険、63.4▽卸売、54.7▽教育・専門科学、54.2▽情報・通信、50.0──が50以上だった。一方、▽建設・不動産、49.2▽小売、48.5▽宿泊・飲食、45.2──は50を割り込み、「景気後退」を示した。
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