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奇美電子、売掛債権12億米ドルを売却


ニュース 電子 作成日:2008年2月18日_記事番号:T00005557

奇美電子、売掛債権12億米ドルを売却


 液晶パネル大手の奇美電子は15日、売掛債権12億2,100万米ドルを台北富邦銀行と元大銀行に売却するファクタリング契約を結んだ。工場拡張資金と中期的な運転資金の確保が目的だ。16日付経済日報が伝えた。

 今回の契約分は、手形不渡り時の償還請求権が銀行側にないノン・リコース・ファクタリング契約で、台北富邦銀は保険会社との信用保険契約により信用リスクを回避する。台北富邦銀は償還請求権を留保した形でのファクタリング枠を別途設定しており、奇美電子は必要に応じて資金調達に利用する。
 ファクタリングとは、企業の売掛債権を買い取って、その債権の回収を行う金融サービスを指す。企業は早期に資金を回収し、設備投資や運転資金に回すことができる一方、銀行は手形割引時に債権者に支払った金額と債務者から徴収した債権の額面との差額が利益となる。通常の手形割引では、貸倒リスクを債権の譲渡者が負うが、ファクタリングでは銀行に転嫁される。

 奇美電子は2006年10月にも100億元(約340億円)の売掛債権を証券化して資金調達を行っている。