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仁宝、ベトナム進出を加速


ニュース 電子 作成日:2008年2月18日_記事番号:T00005561

仁宝、ベトナム進出を加速


 ノートブック型パソコン受託生産2位の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が、新拠点となるベトナムへの進出を加速している。中国で今年から施行された労働合同法(労働契約法)による人件費上昇が利益を圧迫していることに加え、台湾を含む外国資本に対する沿海地区への投資優遇措置が廃止されたことなど中国の経営環境悪化が背景にある。仁宝は当初、ベトナム工場で2010年に量産に入ることを目標としていたが、今年末または来年初めに計画が早まる見通しだ。18日付工商時報が報じた。

 先日中国メディアが報じたところによると、仁宝は中国の経営環境悪化に加え、今冬の雪害によって中国での生産能力拡充を見合わせ、今後ベトナムを中心に工場設置を進める考えを示したという。同社はまた、今年に入って中国にいる台湾人幹部を多数呼び戻している一方、ベトナムへは「工場が稼働すれば当然多くの幹部を派遣する」ことを明らかにしている。

 現在仁宝がベトナム北部、ハノイ近郊のビンフック省で進める工場区は、来年第1四半期までには、ノートPC月産約50万台で量産に入るとみられる。将来は2,500万台にまで増やし、中国昆山に代わり最大の生産地に成長するという業界関係者の観測も出ている。