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台湾マツダ、小型車市場に参戦へ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年2月18日_記事番号:T00005562

台湾マツダ、小型車市場に参戦へ

 
 マツダの販売代理店、台湾マツダは今年5月末「マツダ2」(日本名・デミオ)を日本から輸入し、販売を始める。同社が台湾市場に小型車を投入するのは初めてで、トヨタ「ヤリス」(日本名・ヴィッツ)、三菱の「コルトプラス」、第4四半期にお目見えするホンダの「フィット」などをライバルとして激しい競争が繰り広げられそうだ。18日付工商時報などが報じた。
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07年3月に公開された3代目デミオは、カーオブザイヤー、グッドデザイン賞を受賞するなど好評価。スタイリッシュな外観と燃費の良さで、20~30歳代の独身者や既婚女性から高い支持を受けている(マツダ提供)

 「マツダ2」は1,500ccの5ドアハッチバック型の小型車だ。台湾では標準タイプとスポーツタイプの2種類を発売し、マツダ車の入門車種としたい考えだ。

 毎月の目標販売台数は300台以上で、市場価格は60万~70万台湾元(約200万~240万円)になるとみられる。

 同社の今年の全車種合計の販売目標は、前年比1割成長の1万8,000台で、また、顧客満足度(CS)で3位以内に入ることを目指す。これまでは月単位で行っていたCS調査を毎週実施し、優秀なディーラーを表彰して販売意欲を喚起する。
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市場は年々拡大

 台湾マツダの劉宗信執行長によると、台湾の自動車市場はここ3年低迷しているが、小型車の市場シェアは2005年17%、06年19%、07年24%と拡大を続けている。昨年は、平均シェア32~33%の中型車を上回った月も数カ月見られた。 

 台湾ホンダも、第4四半期に域内生産の「フィット」1,500ccの5ドアハッチバック型を導入予定だ。また、裕隆日産は来年フルモデルチェンジした「マーチ」を、福特六和は来年新モデルの「フィエスタ」を、三陽工業は今年末か来年初頭にヒュンダイの「I-10」を域内で生産する計画だ。台湾マツダの動きは、これらの小型車拡大計画に先駆けたもので、販売台数が一定レベルまで達すれば域内で生産を行う可能性もあるという。

 劉執行長は、台湾マツダの設立からの10年を振り返り、「市場シェア0.1%から7%以上の一線ブランドへと育ったが、昨年は初めて販売台数が減少した。再び進化を遂げなければならない時だ」と言葉に力を込めた。