世界のスマートフォン産業チェーンで、機器の充電技術において急速充電、ワイヤレス充電など新たな方式への取り組みが成果を見せている。今年第２四半期には関連製品が大量に発売される見通しで、スマホ業界に「充電インターフェース革命」が起きそうな気配だ。４日付電子時報が報じた。
台湾のアナログＩＣ設計業者は、急速充電、ワイヤレス充電といった技術はまったく新しいものではなく、現在市場に出ているスマホの一部では既にこうした技術を採用している製品もあると話した。しかし現時点では高いユーザビリティを実現できていないため、広く普及するには至っていない。
ただ昨年以降、ＩＣ設計大手のクアルコムと聯発科技（メディアテック）が充電時間のさらなる短縮を目指し、急速充電に関する自社規格のアップグレードを行った上、ワイヤレス充電についても技術統合が進んでおり、「革命」が起きる条件が整いつつあるようだ。
