太古汽車集団の子会社でメルセデス・ベンツの販売代理店、徳冠汽車は４日、高雄市左営区にショールームをオープンした。新車の展示に加え、メンテナンスサービスを提供する他、ベンツ認定中古車のショールームも併設し、約40台の展示が可能だ。延床面積は1,800坪、投資額は５億台湾元（約19億円）。５日付工商時報が報じた。
同ショールームは、女性専用休憩スペースや子ども向けプレイルームなどを設けている。女性はメンテナンス中に洗髪やスパのサービスを受けられるなど、女性ドライバーを意識したつくりになっている。
開幕式に出席したベンツの台湾総代理店、台湾賓士（台湾ベンツ）のエッカート・マイヤー総裁は、同ショールームの設備、サービスを称賛し、他の販売代理店に刺激を与え、顧客満足度が高まると語った。
なお、台湾中部のベンツ販売代理を担う中彰賓士は、台中市南屯区の旗艦ショールームが今週着工し、年末までに完成予定だ。投資額は10億元。
