国家通訊伝播委員会（ＮＣＣ）は４日、通信キャリア５社が提供する第３世代移動通信（３Ｇ）サービスの通信速度を全土で実測調査した結果を発表し、鉄道の車両内では、高雄都市交通システム（ＭＲＴ）の平均通信速度（移動中の計測）が下り6.25メガビット毎秒（Mbps）／上り1.01Mbpsと、台北ＭＲＴ、台湾鉄路（台鉄）、台湾高速鉄路（高鉄）を上回り最速だった。
台北ＭＲＴの平均通信速度は下り5.02Mbps／上り0.73Mbps、台鉄は下り2.67Mbps／上り0.61Mbpsで、高鉄は下り1.40Mbps／上り0.38Mbpsと最も遅かった。
なお県市別（定点計測）では、下り最速は澎湖県の8.74Mbps、最遅は新竹県の5.65Mbps。上りも澎湖県が1.34Mbpsと最速で、最遅は台北市の1.02Mbpsだった。
調査は昨年８〜10月に全土22県市で行った。有効データ数は500万件以上。
