台南初の大型ショッピングセンター（ＳＣ）、南紡夢時代（Ｔ.Ｓ.ドリームモール）が２月グランドオープンしたことを受け、遠東百貨（ファーイースタン・デパートメント・ストアズ）の台南大遠百、新光三越百貨の台南新天地、台南中山店が今年、来年に相次いで店内の一部を改装する計画だ。９日付工商時報が報じた。
南紡ドリームモールに最も近い台南大遠百は母親節（母の日、今年は５月10日）後、１階の化粧品、４階の婦人服の一部、５階の紳士服売り場を改装する。同店の大規模改装はここ10年で初となる。
南紡ドリームモール開業後、売上高が１桁減少した台南新天地は今年下半期、地下２階のフードコート、飲食テナント、スーパーマーケットの計2,800坪を改装する。同店開業以来初めてフードコートを封鎖しての改装となる。多くの有名飲食チェーン店を誘致する。
新光三越台南中山店は来秋までに、６階のスポーツ・レジャー用品、７階の紳士服売り場を改装する。米国風アウトドア・レジャーブランドなどの誘致や紳士向け商品を充実させる。
