ニュース その他分野 作成日:2015年3月10日_記事番号:T00055757
行政院主計総処が9日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は102.66ポイントで、前月同月比0.19%下落した。下落は2カ月連続となったが、下落幅は前月から0.75ポイント縮小した。10日付工商時報などが報じた。
石油製品が28.11%と3カ月連続で20%を超える下落幅を記録、また電気料金も政府の電気料金還元策で24.72%の大幅下落となった。一方、食物類は3.12%上昇した。1月に起きた鳥インフルエンザの影響で卵類が13.06%と2桁の上昇率となった他、肉類も9.88%、野菜は7.73%上昇した。
なお、一部で出ているデフレ懸念について専門家は、CPI下落の原因は国際エネルギー価格の下落にあり、また台湾域内の需要は好調であることから今のところ心配ないと述べた。
2月の卸売物価指数(WPI)は前年同月比8.49%下落の89.23ポイントで、過去5年5カ月で最大の下げ幅となった。鉱物類や化学製品の値下がりが主導した。輸入価格指数(台湾元換算)も前年同月比13.16%下落した。
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