台湾ホンダは、牧野朗董事長兼総経理が３月末で任期満了に伴い日本本社に戻り、後任として小林久夫氏が４月１日付で就任する。小林氏は現在パキスタンのアトラスホンダ（二輪事業）副社長兼ホンダアトラスパワープロダクト（汎用事業）社長。1996～2001年に台湾駐在経験がある。16日付工商時報が報じた。
牧野氏は12年に台湾ホンダ董事長に就任し、東日本大震災で自動車や部品が供給不足となる中、台湾ホンダを安定させ、年間販売台数２万5,000台規模に導いた。同社は今年２月に台湾大型バイク市場への再参入を発表しており、来月新車を発売する予定だ。
