百貨店業界の母親節（母の日、今年は５月10日）に向けたセールが25日、例年通り台中からスタートする。広三そごう百貨、中友百貨はマーケティングに過去最高の予算をつぎ込み、セール期間の売上高３〜５％増を目指す。18日付工商時報が報じた。
先頭を切るのは広三そごうで、まず25日〜４月12日の間、購入金額3,000台湾元（約１万2,000円）ごとにクーポン券300元を進呈するなどのキャンペーンを実施する。マーケティング予算は１億4,000万元、セール期間の売上高目標は14億5,000万元で前年比５％増だ。セール前の20〜23日にはＶＩＰ予約販売会を行う。
中友百貨も21日からＶＩＰ予約販売会を行い、セール第１弾として26日〜４月15日に購入金額1,000元ごとにクーポン券100元を進呈するなどのキャンペーンを展開する。マーケティング予算は１億6,000万元で、セール期間の売上高目標は17億3,600万元、前年比３％増だ。
台中大遠百（トップシティー）のセール期間は第１弾が26日〜４月22日。第２弾と合わせて売上高20億元、前年比10％増が目標だ。
台中で最も遅いスタートとなるのは新光三越百貨の台中中港店で４月２日から。13日までは購入金額5,000元でクーポン券500元進呈などのキャンペーンを実施する。
