皇家季節酒店集団（ロイヤル・シーズンズ・ホテルグループ）は24日、今月より「李方酒店管理集団」に社名を変更したことを明らかにした。今後は▽自社ブランド▽国際ホテルチェーンとの提携▽ホテルチェーンへの運営委託──の３事業を展開する。25日付工商時報などが報じた。
皇家季節酒店集団は2003年の設立で、自社ブランドは、▽皇家季節酒店（ロイヤル・シーズンズ・ホテル）、３軒▽頭等艙飯店（エアライン・イン）、１軒▽太空艙（スペース・イン）、１軒──。エアライン・インは今後３軒、スペース・インは１軒の新規オープンを控えている。将来的には自社ブランドは台北市で12軒、台中市、高雄市でそれぞれ４軒ずつの展開を目標としている。
一方、高雄市では台湾初となる英インターコンチネンタルホテルズグループ（ＩＨＧ）傘下のデザイナーズホテルブランド「ホテルインディゴ」が、年末のオープンを目指している。また、ホテルチェーン大手のルメリディアンホテル&リゾートと提携した「台中李方艾美酒店（ルメリディアン台中）」は台湾鉄路（台鉄）台中駅前に2016年末の開業を予定している。
16年末までに李方酒店管理集団の台湾全土の客室数は1,200室に上る見通しだ。
