ニュース 台湾事情 電子 作成日:2015年3月26日_記事番号:T00056112
DRAM大手、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)は25日の董事会で、20ナノメートル製造プロセスへの移行に向け、設備投資344億台湾元(約1,300億円)の予算案を承認した。20ナノプロセスの良品率は量産できるレベルに達しており、第2四半期にも量産を開始する見通しだ。26日付経済日報が報じた。
イノテラは、現在30ナノプロセスの月産能力が12万枚。今後8割を20ナノプロセスに移行する計画だ。月産能力は10万枚以下に減少するが、そのうち約8万枚が20ナノプロセスのため、ウエハー1枚当たりのビット数は倍増し、コスト低減が見込める。米マイクロン・テクノロジーへのサプライヤーとしては先頭を切って30ナノから20ナノプロセスへの移行を図ることになる。
なお、イノテラは20ナノプロセスでDDR4メモリーおよびその低消費電力規格のLPDDR4メモリーに注力する考えだ。LPDDR4メモリーは今後、モバイル端末やノートパソコンへの搭載が急速に進むとみられている。
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